スタッフサービスは業界最大手の人材派遣会社。オフィスワークを中心に IT、エンジニア、介護、看護、医療、製造など40,000件以上もの求人情報を常時掲載しています。
そんなスタッフサービスで実際に働いてきた人たちの口コミや評判はどういったものなのかを調査・分析してみました。
口コミや評判をまとめてみると、
「仕事を紹介してくれるスピードは業界一。だけどその後のフォローは担当者によって当たりはずれがある。」
すぐに派遣スタッフとして働きだしたい人にはおすすめの派遣会社といえます。求人の状況は常に移り変わっているので、希望の条件の仕事を見つけるためにもまずは登録してみましょう。
公式サイト:https://www.022022.net/
【スタッフサービス/派遣評判】会社概要や強み
社名 | 株式会社スタッフサービス |
設立 | 1981年11月29日 |
有料派遣事業者 | 認定 |
拠点 | 全国47都道府県,173拠点 |
取り扱い業種 | 事務職,技術者,ITエンジニア,製造業務,介護・看護・医療事務 他 |
求人数 | 常時40,000件以上 |
公式ホームページ(オー人事net) | https://www.022022.net/ |
スタッフサービスの強み
スタッフサービスの強みは下記の3点といえます。
- 業界最大級の取引先企業数で豊富な求人
- オフィス系の仕事に特化
- 事務職未経験のためのサービス「ミラエール」
1.業界最大級の取引先企業数で豊富な求人
日本の派遣会社の中ではかなりの老舗であるだけあって、業界最大級の取引先企業数を誇ります。人材派遣として働くうえで、派遣社員たちの個人の力ももちろん大切ですが、人材派遣会社の信用や派遣先とのパイプはかなり重要な要素のひとつです。
2.オフィス系の仕事に特化
スタッフサービスグループは、特定の職種にこだわることのなく総合的に広くカバーしています。その中でもオー人事netでは、事務職などのオフィス系の仕事に特化しています。ちなみに人気のあるお仕事は、「OA事務」「受付・秘書」「経理事務」となっています。
3.事務職未経験のためのサービス「ミラエール」
スタッフサービスのなかでも事務職が未経験のひとに対して提供しているサービス「ミラエール」は注目です。働きながらスキルアップをできるようにサポート体制も万全なので、事務職として将来的にもしっかり働きたいひとはチェックしておきましょう。
【スタッフサービス/派遣評判】良い口コミ・悪い口コミ
スタッフサービスで実際に働いた人たちの口コミや評判を見ていきましょう。
主要な評判を良い口コミと悪い口コミでまとめてみると下記のようになりました。
- すぐに次々と仕事を紹介してもらえる
- 未経験者へのサポートが手厚い
- 一般事務の求人が多い
- 営業担当者の対応が悪い
- 電話とメールが多い
口コミ全体を見ていると、業界最大手ならではの求人数に加えて、仕事紹介のスピード感が魅力的のようです。営業担当者の対応が悪いとのコメントも見られますが、残念ながらどの派遣会社にもいえることなので、自分で見極めるつもりで慎重にコミュニケーションをとることが大切です。
スタッフサービスの良い口コミ:すぐに次々と仕事を紹介してもらえる
スタッフサービスで最も評判・口コミが多かったのが仕事紹介のスピード感についてです。初回の登録会の時点ですぐに仕事を紹介されるケースも多く、その後にもメールや電話にて連絡をもらえます。
良い求人にであえるかどうかはその時のタイミングにもよりますが、希望するところと違えばさっさと他をあたり、次々とみていったほうが良いです。
評価:(4.0)
30代後半・女性
こちらの会社の良い点としては、次々と仕事を紹介してもらえることです。当時2歳の息子がいて核家族だったのですが、派遣に限らず契約社員、バイトでも、他に面倒を見てくれる親族がいないことでなかなか仕事が見つかりませんでした。
評価:(4.0)
非公開
こちらの希望をよく理解しその希望にあった職を紹介していただけたと思います。面接時も打ち合わせを丁寧にしていただき、面接でうまくいかなく落ちてしまっても比較的早く次の紹介をしていただけたので、助かりました。最初の数ヵ月は面談や電話での相談も営業さんからしていただけたのでとても心強かったです。
スタッフサービスの良い口コミ:未経験者へのサポートが手厚い
スタッフサービスは、リクルートホールディングスの連結子会社だけあって、福利厚生やスキルアップ講座等のサポート面は充実しています。
評価:(4.0)
非公開
スタッフサービスの良い所は各職種ごとに様々な講座や通信教育講座が開催されていて、いくら分か会社が負担して下さり、他にも無料講座もあるので未経験での転職を希望する私としてはとても為になる講座ばかりで助かりました。
評価:(4.0)
非公開
スタッフサービスにその辺の事情と自分が働きたい環境、将来どうキャリアステップを踏んでいきたいかなどを相談したところ何件か紹介をしてもらえました。今までは一人で求人サイトから申し込んでいたので、正直どんな会社かもよくわかっていませんでしたけど、スタッフサービスの場合は条件を伝えれば自分に合ったところを選んでくれるので本当にらくちんでした。
スタッフサービスの良い口コミ:求人数が多い
スタッフサービスの求人数は多く常時40,000件以上が掲載されています。また、その求人も上場企業や大手有名企業から中小企業まで幅広く取り扱っており、派遣スタッフ側としてもより自分のスキルや希望する条件に合う案件を探すことができます。
派遣会社を探すうえで、まずは求人数が多いところに登録することは重要です。また、オー人事netではオフィスワーク系の求人も比較的多いため、事務派遣を考えている人にはおすすめです。
評価:(5.0)
30代・女性
私が仕事探しを始めたのが前職の都合もあり、3月20日以降という時期で4月スタートの就業希望という、すごくタイトなスケジュールで派遣登録しました。一般の求人では比較的安価で時間が短い一般事務の仕事を希望しており、ハローワーク等では希望の金額面と就業スタイルだったため、4月スタートの就業は困難かと考えておりましたが、一般事務の求人数が多く、初回面談時に最初の就業先の提案があり、すぐに派遣先の提案・面接ととんとん拍子で契約が進み、4月修行スタートという希望が叶い、私個人としてとてもスムーズさに好感をもちました。
評価:(5.0)
20代・女性
スタッフサービスを選んだ理由は、先月登録した派遣会社から紹介が全くないことです。できるだけ早く仕事がしたいのに全然決まらないので焦っています。それで登録した感想なんですが、求人はめちゃくちゃ紹介されます。登録会の時だけで10件ぐらい、家に戻る途中までに電話で更に紹介がありました。求人数ってここまで差があるんですね。派遣会社なんてどこも同じようなものだと思っていたので驚きました。
スタッフサービスの悪い口コミ:営業担当者の対応が悪い
スタッフサービスの悪い評判としては、営業担当者がすぐに変わったり、対応が雑という意見がみられました。
正直、この手の口コミはどの派遣会社にもみられることなので、その時ついてくれた営業担当者との相性によるところが大きいでしょう。
評価:(1.0)
非公開
連絡をしたら「担当が変わりました」と言われたこともあるし、担当が変わったことをスタッフに伝えないというのは何故なのか、不思議でした。希望をする仕事が見つからずに希望をしていない職種、業種を薦められることも多かったです。断ると「条件を緩和させないと仕事ありませんからね」と言われることもありました。
評価:(2.0)
非公開
営業担当の方の仕事のやり方を見ていると、仕事のやり方がとにかく雑、営業成績が欲しいんだなという印象でした。その後、実際に契約は決まったのですが、就業開始後はトラブルの連続です。営業担当はこちらから連絡するまでフォロー無し、相談してもアクションが遅く、分からない聞いていないと言い訳が多く、全く頼りになりません。
上記のような口コミはありますが、相手も人間なのでこちらからも可能な限り歩み寄ることができればよい関係を築けることができると思います。
スタッフサービスの悪い口コミ:電話とメールが多い
もうひとつ悪い評判としては、電話やメールでの連絡が頻繁すぎて困るというものです。ほかの派遣会社と並行して仕事をさがしている人や派遣スタッフとして働き出す時期を見極めているひとにとっては少し迷惑かもしれませんね。
これはスタッフサービスの良い評判としての「仕事紹介が早い」というところのデメリットでもあります。
こまめに連絡してきて、いちいち反応しなければならないのは大変かもしれませんが、それも早く理想の派遣先で働くことに必要なことだと考えて速度感を緩めることなく一緒に探していきましょう。
仕事を全然紹介してもらえない状況はつらいものですよ。
評価:(1.0)
非公開
電話の数が多いです。提案できる仕事の数が多いからこその悪い点だと思います。ですが電話番号も私が知っているだけで4つあり、毎回知らない番号なので知らない電話番号の着信を取らない人は大変です。あとメールでも提案が5、6個来ますのでもししつこいなと思いやすい人はむいてないかもしれません。
評価:(1.0)
非公開
何度メールでお願いしても昼夜とわずガンガン電話をかけてきます。仕事しながらの転職活動であれば日中働いてることくらい分かるだろうと……。電話に出たら出たで、結局ウェブサイトから見れば分かる内容を延々となぞるだけ。オペレーターの必死さとオファーを断った後の態度の横柄さに、従業員にかせられているノルマなどが厳しい会社なのかな?と邪推してしまいます。
【スタッフサービス/派遣評判】派遣登録から就業までの流れ
スタッフサービスへ派遣登録してから派遣先への就業が決まるまでの大まかな流れをご説明します。
高校卒業以上、もしくは同等程度の能力があればだれでも登録できます。登録する方法は「登録会へ参加」か「WEBでの登録」の2通り。WEB登録する場合はSTEP.3へ
予約したうえで、登録会へ参加します。登録会では、職務経歴やスキル、働くうえで希望する条件などの情報を伝え、専門のコーディネーターと面談を行います。
面談をした結果に基づいてコーディネーターが中心となって仕事を紹介してくれます。その場で希望にある求人がなかったとしても見つかり次第、電話やメールで連絡がきます。また、ホームページ上で検索してエントリーすることもできます。
派遣先が決定したらスタッフサービスと雇用契約を結びます。
無事雇用契約が完了すると、いよいよ派遣先にて就業がはじまります。専任の営業担当が定期的にサポートしてくれるので、悩みがあった場合は相談に乗ってくれます。
登録会で派遣登録をする
登録会とは、派遣会社に登録し・希望の仕事を紹介してもらう場のことをいいます。専門のコーディネーターと面談を行いながら希望条件やスキルなどの詳しく話していくことになるので、はじめてで不安に思っている人でも直接疑問をぶつけることができます。
スタッフサービスは全都道府県に拠点があるので、近くの店舗で来社の予約をすることができるので安心です。
事前に情報入力をしておけば、登録会の時間を大幅にカットできるので下記の入力はできるだけ事前に済ませておくのがおすすめです。
- 派遣システムの説明
- 登録カードの入力(基本情報・職務経験など)
- 情報管理研修
登録会予約時にアナウンスはあると思いますが、当日持参するものを忘れてしまうと正式な登録に時間がかかることになるのでしっかり準備しておきましょう。
(1) ご本人様確認用の書類(運転免許証、パスポート、個人番号カード、公的医療保険の被保険者証、住民票など)
(2) 印鑑
(3) 職務経歴メモ(職務経歴が確認できるものを持参されると、登録手続きがスムーズに済みます。ただし職務履歴書をこちらでお預かりすることはございません。)
(4) 予約ID・予約パスワードの控え(予約完了メールに記載、または電話予約時に通知)。
登録会について|スタッフサービス
登録会での服装は?
登録会にいくときは、なるべくフォーマルな服装がベターでしょう。完全なスーツではなくてもオフィスカジュアルぐらいのビジネスシーンにふさわしい恰好が好まれる傾向にあります。
よくいわれることですが、第一印象は登録会においても大切です。この人なら安心して紹介できると思わせるような服装がおすすめですよ。
女性であれば、ミニスカートやショートパンツ、胸元の大きく開いた服、ノースリーブなど露出の高いコーデはなるべく避けるのが無難です。
スキルチェックはどんな内容?
派遣登録をする際にスキルチェックという簡単なテストを実施します。内容は希望する職種によって異なりますが、一般的には難易度の低い計算や漢字の書き取りなど。
事務系の仕事を希望する人は、パソコンでの入力についてもテストが行われる場合があります。指示された文章をどのくらいのスピードで入力できるか、間違いなく入力することができるか、といった内容です。
また、多くの企業で導入されているソフトであるWordやExcelで文章や表を作成したり、消去したり、基本的な使い方ができるかどうかの確認することもあるでしょう。
スキルチェックは派遣スタッフが希望する条件とマッチした派遣先を定めるためのテストです。出来が良い悪いという結果よりも、現状を把握し可視化することが目的なので気負わずにトライしましょう。
派遣先を紹介してもらう・自分で検索してエントリー
基本的には派遣登録を行ったあと、派遣会社から紹介を受ける流れで派遣先を決めていきます。もちろん自分でも検索してエントリーすることはできます。
はじめて派遣スタッフとして働くひとは複数同時にエントリーしても問題ないか心配になるかもしれませんが、派遣会社の案件に同時に複数エントリーすることは一般的なことです。
企業サイドとしても一概に応募した人のスキルや魅力がないというだけで不採用にしているわけではなく、タイミングなど複合的な理由があります。
ですから、少しでも自分の希望する派遣先につくことを考えたら、良いと思った求人にはすぐにエントリーして複数の案件を同時に平行することがおすすめです。
履歴書はあなたの魅力を伝えるツール
派遣スタッフとして働く場合でももちろん履歴書や職務経歴書を準備する必要があります。いままでの経歴や活かせるスキルについてあなたのことを何も知らない相手に伝える道具ですが、ただ事実のみを列挙するだけでは非常にもったいないです。
同じ経歴だとしても書き方によって受け手の感じるイメージは随分と変わります。最終的には面談を持って採用か不採用を判断することになりますが、それまでのイメージ作りは履歴書によっておこなわれます。
あなたが採用する立場であれば、少しでも魅力的な人材を採用したいと考えますよね。なので、自分の経歴やスキルを事実の範囲でいかに魅力的に伝えられるかどうかが需要です。専任の担当者などを巻き込んであなたの一部である履歴書をどんどんブラッシュアップしていきましょう。
たとえ、はじめて書いてみたときになかなかうまくいかなかったとしても問題はありません。魅力的な履歴書であるほど、面談などの経験を経て段階的に編集を重ねて磨き上げているのです。
派遣先との顔合わせ・面接は業務内容や職場環境について把握することが目的
派遣先との顔合わせとは、派遣社員の希望による企業見学のことです。事前にどのような業務内容をすることになるのか、また職場の雰囲気を知るためにおこないます。ですので、派遣先との面談があるからといって採用に関しては関連性はほとんどありません。
紹介予定派遣を除きいわゆる事前面接等(派遣労働者を特定することを目的とする行為)は禁止されています。(労働者派遣法第26条第7項)
全体の流れとしては下記のとおりです。
- 自己紹介
- 勤務時間や仕事内容などの確認
- 業務開始までのスケジュールの確認
顔合わせにかかる時間は15~30分で、職場見学も含めるとだいたい1時間程度かかることもあります。
派遣先との契約・契約更新について
派遣スタッフが契約したお仕事は働く期間があらかじめ決められています。契約更新は派遣期間のおおよそ数ヶ月前から1ヶ月前に更新するかどうかの話し合いの場を設けられます。
厚生労働省によると、派遣スタッフの更新について下記のように明記されています。
雇止めの予告
使用者は、有期労働契約を更新しない場合には、少なくとも契約の期間が満了する日の30日前までに、その予告をしなければなりません。(あらかじめその契約を更新しない旨が明示されている場合を除きます)。
厚生労働省
このように派遣労働者の立場もしっかりと保証されています。ただし、この雇止めの予告に該当するための条件もあります。
- 3回以上更新されている場合
- 1年以下の契約期間の有期労働契約が更新または反復更新され、最初に有期労働契約を締結してから継続して通算1年を超える場合
- 1年を超える契約期間の労働契約を締結している場合
上記の条件に該当していたら突然職を失うということはない、ということですね。もちろん契約を更新するかどうかは企業側だけではなく、派遣スタッフにも選択する権利はあります。
必ず契約を更新しなければいけないわけではなく、自分のライフプランや生活環境に応じて考えてみると良いでしょう。
【スタッフサービス/派遣評判】求人の仕事内容や働き方
どこでも良いからとりあえず派遣スタッフとして働きたい、と考えている人もいるかもしれませんが、働く前に仕事内容や働き方について調べておくことは重要です。
働きたいと思っていた業界やメーカーからオファーがきたとしても、想像している働き方や職場環境ではない可能性も十分考えられますので、ひと手間かかるかもしれませんがしっかりチェックしておきましょう。
オー人事netではオフィスワークが強い
スタッフサービスには希望する職種に特化したメディアがいくつかありますが、その中でもオー人事netは事務職などのオフィスワークを探しているひとにぴったりの派遣サイトです。
上記の職種である「OA事務、受付・秘書、経理事務」は事務職のなかでも特に人気があります。そのほかにも「営業事務、人事事務、総務事務、貿易事務、金融事務、英文事務」などのオフィスワークを数多く取り扱っているのが特徴です。
短期や時短での働きかた
派遣スタッフといっても3ヶ月以内の期間限定での働きかたや、実労働時間が3時間程度の求人募集もあります。もちろん事務職でも募集はあり、仕事内容としては、繁忙期などのデータ入力が多く見かけます。
短期間でのデータ入力の業務は少し作業感が強いですが、覚えることも少ないので仕事に対してのプレッシャーが少ないことは魅力的ですね。空いた時間をうまく有効活用できるのも子育て中の主婦にはぴったりかもしれません。
また、求人の特徴として残業なしをうたっている派遣先が多いことも注目です。PCの操作に苦手意識がない人はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
派遣スタッフの年齢層や男女比
一般社団法人日本派遣協会が2018年に調査を行った職種別派遣社員数およびその割合をみてみると、男女計で事務職が44万人(32.4%)で最も多いという結果になっています。
この結果からも企業側の需要と働き手の供給の規模の大きさがうかがえます。事務職は業務内容によりますが、肉体労働の要素はなく、必要なスキルも最低限の状態からはじめることができることが大きく影響しているのが想像できますね。
ちなみに男女比としては女性が約39万人に対し、男性は約5万人と、圧倒的に女性が多い状況になっています。また、年齢層は40~50歳の割合がもっとも多く、平均年齢でみても40歳ぐらいの主婦層がメインボリュームとなっています。
学生は登録できる?
18歳以上であれば学生であっても登録できます。春休みや夏休みなどの長期休暇をつかって派遣スタッフとして働いている人もいます。
ただ、派遣の求人は長期・フルタイムでの求人がメインなので選択肢としては少なくなる可能性があります。
その代わり一般的なバイトよりも賃金面で優遇されているケースもあるので、単発で一気に稼ぐのもおすすめの働き方です。
未経験から事務職を目指す人を応援するサービス「ミラエール」
ミラエールとは、スタッフサービスが事務・オフィスワークが未経験の人を対象にした常用型派遣サービスのことです。通常の派遣スタッフと違うところは下記になります。
- 月給制
- 昇給制度
- 賞与あり
- 契約期間無期限
- 交通費支給
イメージとしてはちょうど正社員と契約社員のいいとこ取りをしたような雇用システムとなっています。正社員では、企業によってはなかなか定時になっても退勤しづらいこともあるかもしれませんが、派遣社員という立場なので派遣会社が定めた契約書通りの勤務体制になります。
また、ミラエールでは働く女性への福利厚生面も充実しており、有給休暇や産休・育休、社会保険など幅広くサポートされています。
無期雇用から正社員になる
ミラエールで働いていたひとの中で、派遣先に直接雇用した事例もあります。普通の転職活動ではなかなか入社が難しいような企業へ正社員として働くことができるのはメリットのひとつでもあります。
求人募集を見ていても実際には働いてみないと自分にあっているかはなかなかわからないもの。ミラエールを利用して就業先での働き方をじっくり検討してみた上で正社員として直接雇用をしていけるのは安心ですよね。
【スタッフサービス/派遣評判】福利厚生や保険、有給消化事情
スタッフサービスで働くうえで派遣先の労働条件も重要ですが、福利厚生や保険まわりのことは気になりますよね。派遣会社大手ということもあり、しっかりとサポートされているので安心してください。
とはいえ、登録するまえに詳細についてしっかり知っておくことは大切です。気になりそうな制度についてまとめてみましたので参考にしてみてください。
- 賞与(ボーナス)
- 保険制度
- 健康診断
- 寮
- 労災
- 有給制度
- 産休・育休
賞与(ボーナス)ってあるの?
残念ながら派遣社員には賞与(ボーナス)はありません。
とはいえ、成果報酬型の給与体系をとっていない会社であれば、毎月の給料を積み立てて、賞与(ボーナス)のタイミングで一気に配分するという方法を取ります。
派遣社員の場合そのような積立てがなく、都度給与に反映されているだけなので、逆に正社員よりも給料を多くもらう場合もあります。
会社の業績によって賞与(ボーナス)の金額が上下する方法を取っていれば業績が不振になったときに減少したりカット、といった事態になってしまいます。
派遣社員の保険制度
スタッフサービスでは各種社会保険が完備されています。社会保険は5つの種類に分かれます。
- 労働者災害補償保険
- 雇用保険
- 年金保険
- 健康保険
- 介護保険
上記の社会保険に加入できるかどうかは、働き方によって決まります。
・労災保険…すべての労働者
・雇用保険…31日以上継続して働く&1週間の所定労働時間が20時間以上
・健康保険&年金保険&介護保険…2種類の条件があります
【常用雇用者の加入条件】
1週間の所定労働時間:30時間以上
契約期間2ヶ月以上
【短時間雇用者の加入条件】
1週間の所定労働時間:20時間以上
契約期間1年以上を見込んでいる
月額賃金8万8,000円以上
従業員数501人以上
スタッフサービス
上記のとおりフルタイムで週5日働くことを考えているひとは問題なく社会保険に加入することができます。
短時間での働き方を考えている人はうまく加入条件をクリアできるように調整するといいかもしれませんね。
健康診断
スタッフサービスで働く派遣社員でも健康診断制度が設けられています。そもそも派遣会社は雇用契約を結んだ労働者に対して安全衛生を確保しなければならないとされています。
この安全衛生の管理の範囲に健康診断が含まれているんですね。厚生労働省が定めている労働安全衛生法令には下記のように記述があります。
(定期健康診断) 第四十四条 事業者は、常時使用する労働者(第四十五条第一項に規定する労 働者を除く。)に対し、一年以内ごとに一回、定期に、次の項目について医 師による健康診断を行わなければならない。
一 既往歴及び業務歴の調査
二 自覚症状及び他覚症状の有無の検査
三 身長、体重、腹囲、視力及び聴力の検査
四 胸部エックス線検査及び喀痰検査
五 血圧の測定
六 貧血検査
七 肝機能検査
八 血中脂質検査
九 血糖検査
十 尿検査
十一 心電図検査
厚生労働省/労働安全衛生法令
スタッフサービスの公式サイトでは、健康診断日程の詳細はその都度お知らせいたします、との記述がありますが、半年以上継続して働いた人を対象に年に数回ある定期健康診断の連絡が届きます。
寮
基本的には寮の制度が条件に入っている企業は少ないでしょう。
まれに派遣社員用でも寮を準備している企業もありますが、よっぽど人手不足の業界や業種の場合です。つまり、寮を準備してまでも働きに来てほしいということ。
少なくとも事務職においては、派遣社員の雇用条件では寮はあきらめたほうが良いです。
労災
派遣労働者はもちろん、パートやアルバイトも労災保険給付をうけることができます。
パート、アルバイトの方も、労災保険給付を受けることができます。また、給付内容は正規雇用者と同様です。
労災保険は労働基準法上の労働者を対象としているため、パート、アルバイト等の就業形態にかかわらず事業主との間に雇用関係があり、賃金を得ていれば、業務又は通勤により負傷した場合などは、一般の労働者と同様に労災保険給付を受けることができます。
厚生労働省
労災(ろうさい)とは、労働災害のことで、通勤中や勤務中に発生した怪我や病気のことをさします。
労災保険はスタッフサービスで働いてくことになると強制的に加入することになるので、派遣社員は全員が対象となります。
有給消化や休むとき
スタッフサービスの有給休暇事情についてチェックしておきましょう。まず、有給休暇が発生する条件から確認です。
資格の発生
有給休暇は起算日より6ヶ月経過した時点で、取得資格が発生します。
以降、スタッフサービスで継続してお仕事される方には、その後、 一年ごとに勤続年数およびその期間の勤務日数に応じて、所定日数が付与されます。
スタッフサービス
まず最低でも6か月以上継続してお仕事をしている必要があります。付与される日数は「勤務日数(出勤日数)」と継続年数によって異なります。詳細は下記の画像をご覧ください。
注意点としては、有給消化する場合は1日単位の取得なので、半日ではとることがでないこと。
有給休暇取得の手続きについて
有給休暇取得に関する手続きが不備の場合は取得ができないので、あらかじめ確認しておきましょう。
有給休暇取得の手続きについて
派遣先ご担当者へのご連絡
有給休暇を取得される際には、事前に派遣先ご担当者にお休みをとる旨をお伝えください。
当社へのご連絡
派遣先にご連絡後、当社へもオー人事ネットマイページからすみやかにご連絡ください。
有給休暇は事前の申請が必要です。直前の申請は、派遣先企業にも迷惑がかかり、場合によっては、交代のスタッフを派遣する必要も生じますので、早め(原則7日前まで)の申請を心がけてください。やむを得ずご連絡が直前になる場合も、できる限り早めに連絡してください。
翌日以降のご連絡は、有給休暇として認められず欠勤扱いになりますのでご注意ください。
タイムカードへの記入
タイムカードには、有給休暇使用として区分番号「4」と記入してください。
★Web勤怠管理システムを導入した企業でご就業の方
Web勤怠管理システムを導入している企業でご就業されるみなさまは、Web上で終業時間の報告等をしていただきます。
有給休暇使用日には「有休」または「年休」を選択してください。
スタッフサービス
産休・育休の取得
スタッフサービスで働く派遣社員であっても産休や育休の取得は可能です。ただ一定の条件を満たす必要もあります。
- 育児休業1か月前までに1年以上仕事をしている
- 産前6週間を含む契約がある
- 育児休業終了後も続けて働く意思がある
上記の条件をすべて満たさなければいけません。ちなみに男性でも取得ができます。
育児休業の延長
スタッフサービスではさらに育児休業が必要な場合は子どもが1歳6か月になるまで延長することができます。
ただし、満1歳を超えての育児休業の延長は下記の規定が法律で定められています。
- 保育所に入所希望しているが、入所できない場合
- 子どもの養育をしている配偶者が、1歳以降の養育を担う予定だったが、死亡、負傷、疾病などの事情により養育することが困難になった場合
- 箇条書き
また、育児休業を取得するためには「1歳までの育児休業は休業開始日の1ヶ月前までに、1歳6ヶ月までの育児休暇の延長は1歳の誕生日の2週間前までに申し出が必要」になります。
子育てしながらでもしっかりサポートを受けて、働き続けることができますので安心ですね。
【スタッフサービス/派遣評判】給料全般や残業の実態
派遣社員の給料は雇用主である派遣会社が支払います。一見見落としがちですが、派遣会社の経営がうまくいかなければ私たち派遣社員の支払いにも影響が出てくる可能性があります。
そういう意味では、派遣業界最大手のスタッフサービスで働くことはひとつの安心感につながりますね。
お仕事を探すうえで時給も気になるところですが、その他マージン率、残業、交通費、時給交渉、給料日、扶養内での働き方について取り上げていきます。
マージン率について
一般的に派遣会社のマージン率は平均して30%前後といわれています。
スタッフサービスの各事業所のマージン率は下記の外部リンクから確認することができます。
いわゆる派遣会社のピンハネといわれている部分ですが、このマージンには派遣社員への教育訓練や福利厚生費など私たちに還元される費用も含まれています。
なので、一概にマージン率が比較的高い派遣会社が悪いということではありません。
残業はある?
業務に残業があるかどうかは派遣先によって異なります。就業内容にて残業の有無や、大まかな残業の目安を事前に知ることはもちろんできますので、就業先を決定する材料として考えましょう。
スタッフサービスでは、掛け持ちや副業は禁止されていますので、残業の有無に関しては他社よりも少し重要度が高いかもしれませんね。
交通費の支払いはある?
現在、スタッフサービスは原則交通費の支払いはありません。
それを加味したうえで、自宅に近いところにするのか、その分時給の高い派遣先にするのか選択する必要がありそうです。
ただ、2020年に派遣社員に対する待遇を改善する方向で話が進んでいます。その際に交通費の問題まで手をつけてもらえれば、交通費支給が現実化してきますね。
給料日はいつ?日払いは可能?
スタッフサービスでの給料日は働いた月の月末に締めて翌25日となっています(25日が土日・祝日の場合は前営業日)。
ちなみに、電車の遅延や台風などの影響でやむを得ず遅刻、欠勤してしまった場合は、実労働分のみの支給となります。
基本的に日払いや週払いには対応していません。
時給交渉はできる?
基本的には、契約書を交わした時の条件で働くことになるので、その間の時給交渉は難しいです。なので、働いている中で、派遣先が期待している以上の結果を出したり、スキルアップを行うことで次回の契約締結時に時給交渉を行うことができます。
また、仮に契約が満了となって継続して同じ派遣先で働くことができなかったとしても、就業時の評判が良ければより時給の高い派遣先を紹介してくれる可能性があります。
派遣先での評価はもちろん高いに越したことはないですが、スタッフサービスでの担当営業との信頼を積み上げていくことも時給アップのコツでもあります。
扶養内におさめたい
そもそも扶養内勤務の条件はどのような働き方のことを指すのかご存じでしょうか。扶養には、所得税と社会保険があります。
所得税の場合は1年間の給与収入が103万円以内であれば、配偶者などの扶養家族として、所得税の扶養控除が適用されます。
社会保険の扶養の場合は、年収が130万円(見込み)を超えないことが条件です。年収130万円を月額に換算すると108,334円なので、この金額を上回らないようにするのが扶養内での働き方といえます。
スタッフサービスにて扶養内での働き方を目指すのであれば、時短での募集や週休が多く調整しやすい案件に応募することが必要となります。派遣登録時にスタッフに扶養内での収入を考えていることを先に伝えておくとスムーズに仕事を探すことができます。
【スタッフサービス/派遣評判】退職や就業規則に関すること
スタッフサービスで派遣社員としてお仕事に就くことができたとしても家庭の事情や体調面などで退職を考えなければならないときもあると思います。
結論からいえば、長期間の契約書を結んだとしても退職届を提出し、退職することはできます。
ただ、退職のタイミングは派遣先との関係もあるため、まずは担当の営業に相談をして、話を持ち掛けてもらう必要があります。あくまで派遣会社に雇用されているので、派遣先に直接話をする必要はありません。
派遣先が合わなかったとき退職はできる?
派遣先を辞めたいと思うことはあるかもしれません。その場合、すぐに退職できるかどうかは理由や状況によりますが、派遣社員といっても労働基準法に守られている労働者であることは違いありません。
もし退職の申請を出したいような気持になったらまずは、派遣社員に相談しましょう。この際、退職届は派遣先に提出する必要はなく、書類作成を含めて、営業担当がすべて対応してくれます。
ただ、できれば契約満了時での退職を伝えるのがベターです。契約中に退職を繰り返す派遣スタッフにはお仕事の紹介が難しくなってくることがあります。
どんな状況になっても契約満了時まで我慢しなければならないことはありませんが、契約更新するときはいまのままでいいのか、次の職場を探すのかじっくり自分と見つめあうことが大切です。
派遣登録抹消する場合は、マイページにて退会の手続きを行います。しばらく休職する場合も健康保険等の変更の手続きが必要なことがあるので、分からないことがあれば電話にて問い合わせましょう。
【株式会社 スタッフサービス】
- 0120-022-022(オフィスワーク部門)
- 0120-855-805(エンジニアリング部門・ITソリューション部門)
- 0120-515-045(メディカル部門)
【株式会社 テクノ・サービス】
- 0120-709-707
いまは退職金はもらえない
残念ながら現在は一般的な派遣社員には退職金は支払われません。しかし、2020年より改正労働者派遣法が施行されることで、派遣社員にも退職金が支払われるようになる可能性があります。
この派遣労働者の待遇の変更は、下記のような目的があります。
派遣労働者が従事する業務と同種の業務 に従事する一般の労働者の平均的な賃金(以下「一般賃金」という。)の額とし て厚生労働省令で定めるものと同等以上の賃金の額となるものであること
厚生労働省
つまり同じ作業(仕事内容)であれば、同等の待遇にしなければならないといった内容です。
この改正によって、派遣会社にも指導がはいると考えられていますが、どのタイミングで見直しが行われるかはまだ分かりません。
とはいえ、派遣社員にとっては良いニュースであることは間違いありませんね。
副業や掛け持ちはできる?
スタッフサービスにおいて副業は原則禁止されています。そのためアルバイトなどの掛け持ちもできないので、収入の面で不安がある場合は担当者に相談の上、現在の働き方について見直す方法になります。
もし仮に黙って副業をしていたことがバレてしまうと、懲戒処分(クビ)になってしまうのでスタッフサービスで働く以上、必ず守らなければいけません。
ホームページのよくある質問のコーナーで禁止していると明記されていますが、気になる人は事前に問い合わせるか、就業規則を参照してみてください。
ちなみに主要派遣会社のうち、副業を禁止しているのはスタッフサービスのみです(2019年現在)。
就業規則はしっかり目を通しておこう
上記の副業の事例のように意外と細かいところまで定めてあるのが就業規則です。知らなかったでは済まないこともありますので、働き出す前には必ず一読しておくことをおすすめします。
いままで派遣社員として働いた経験がある人でも企業ごとに就業規則は異なるものです。前の会社では大丈夫だったのに…ということは残念ながら通じません。
さすがにすべてを暗記するレベルで記憶しておくことは難しいですから、何か派遣社員の業務範囲で判断に迷うことがあったのであれば派遣会社の社員に問い合わせることを徹底しておきましょう。